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葬式費用の平均相場|オプション・追加料金の具体例も解説

葬式費用の平均相場 葬儀

お葬式の平均費用が心配で、葬儀手続きを思いとどまっていませんか?

せっかく故人の旅立ちを見送るなら丹精込めた素敵なお葬式にしたいですが、費用相場を気にすると、なかなか一歩を踏み出せないもの。

お葬式費用は、葬儀の規模や形態によって大きく異なります。本記事で解説するお葬式の平均費用を確認し、お金の心配をせず式を挙げるにはどんな工夫をすれば良いか考えましょう。

皆さんが悔いのないお葬式を挙げられるよう、費用の内訳やトラブル回避の術も具体的に紹介します。

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葬式費用の平均相場

葬式費用の平均相場は?

総費用の相場は、安く見積もっても100万円以上かかります。内閣府日本消費者協会では2014年と2017年の平均葬儀費用を、葬儀社・小さなお葬式では2022年の平均葬儀費用をデータ化して公表。対象は全国となっています。

各データを一覧にまとめた表と作成しました。お葬式の平均費用の推移や具体的な金額にぜひ目を通してください。

データ元 平均費用金額
内閣府 2014年 188.9万円
日本消費者協会 2017年 195万円
小さなお葬式 2022年 127万円

参考:小さなお葬式

葬式費用は100万円超えが一般的

2022年はコロナ禍の影響か小規模なお葬式を執り行う傾向にありやや平均費用が落ち込んでいるものの、葬儀費用の平均が100万円を切ることはまずないといえるでしょう。

先に示したデータは全国を対象にしたものですが、内閣府では2017年の関東のデータも算出しており、関東の平均葬儀費用は184.3万円となっています。関東圏は葬儀場の選択肢も人数も多くお葬式の規模が必然的に大きくなるため、費用も高額にのぼるのでしょう。

葬式費用が高い都道府県

小さなお葬式が発表した2021年~2022年の都道府県別費用相場では北海道と秋田県などの東北が一番平均費用が高く、次いで新潟県や福井県を含む中部となっています。地域のしきたりや風習があると、宗派や仏具の関係で葬儀費用が膨らむといえるでしょう。

葬式費用が安い都道府県

徳島県などを含む四国地方や熊本県などを含む九州地方の費用平均は、ほかの地域と比較するとやや安い傾向にあります。

葬式費用が200万円を超えるケースも珍しくない

葬儀費用とは、お葬式にかかるお金だけではありません。葬儀の頭から爪先までを一つのイベントとして捉えた際に発生する、故人を弔うためにかかる総額を指します。当然飲食接待費やお布施代も葬儀費用に含まれているのです。

高級な仏具を使用したり最上級のプランを選択すれば、葬儀費用が200万円を超えるケースもゼロではありません。お葬式には想像以上のお金がかかるので、事前に誰が払うのかどこからお金を調達するのか、着実かつ具体的に計画を構想する必要があります。

葬儀形式別の費用相場|安い順に解説

葬儀形式別の費用相場|安い順に解説

お葬式の費用平均額は、葬儀の形式によっていくらでも変動します。なるべくならお葬式を安く済ませたいと願ってしまうのが、正直なところ。

お金をかけないでお葬式を挙げるために、どんな葬儀形式が存在するのか学びましょう。安い順で、お葬式の形式ごとに葬儀費用を公開します。

種類 費用目安 お通夜の有無 告別式の有無 参列者の有無
直葬・火葬 20万円~50万円 なし なし ごく近しい人だけ
一日葬 50万円~100万円 あり あり 一般的な葬儀と同じ
家族葬 60万円~80万円 なし あり 家族だけ
一般葬 100万円~300万円 あり あり 多数の参列者

直葬・火葬

一番出費を削れる葬儀形式は直葬で、平均費用は約20万円~50万円です。直葬は火葬と同意義で、お通夜や告別式を行わずご遺体の焼却のみを実施する葬儀スタイル。

読経など簡素な儀式は行われますが主なイベントは火葬なので、通常のお葬式のように故人としっかり別れの挨拶をすることができません。お金をかけずに執り行えるものの、お葬式が終わってから葬儀をシンプルにし過ぎたと後悔する人も多いので、直葬を検討している人は冷静に判断しましょう。

  • 生活保護受給者で葬式費用がない
  • 生前の治療費や医療費がかかりすぎて親の葬式代がない

上記のような問題を抱える人には、直葬がおすすめです。直葬はあくまでもお金に困った人の最終手段ですが、逆を言えばお金がなくても火葬を選択すれば堂々とお葬式を行うことができるのです。

直葬も支払いが厳しい人は、故人が健康保険や国民健康保険に加入していた場合に限り、市役所で給付を受けられます。市役所では5万円~上限7万円の埋葬料や葬祭費を支給する扶助制度を設けているので、葬儀に関するお金に困っている人は一度自治体の窓口に行ってみましょう。公的制度を活用するのは、恥ずかしいことではありません。

一日葬

お通夜を行わず1日で告別式と火葬を済ます一日葬の費用平均額は、50万円~100万円ほど。1日で済むお葬式形式で拘束時間が短いため、遠方に親戚や遺族が済んでいる方は一日葬を選択するケースが多いでしょう。

飲食代や会場費用を最低限に収められることから、直葬だけでは物足りないけれど経済的な負担も心配という方に好まれるお葬式です。

家族葬

家族や親族のみで行われる家族葬なら、平均費用を約60万円~80万円まで抑えることが可能。お通夜や告別式を実施するものの参列者が限定されるため、規模の面でもコストの面でも満足のいくお葬式といえます。

参列者を少なくすれば、その分香典による収入が減る点は理解してください。

一般葬

お通夜や告別式を行い2日間に渡り催される一般葬の費用平均は、約100万円~300万円です。一般葬では参列者を特定しないため、友人や職場の関係者など故人と関わった人が広範囲で式に足を運びます。

100名近くの人が参列するケースも多く、費用は群を抜いて高額に。お金がかかっても故人をいろいろな人に見送ってほしいなら、一般葬を選択しましょう。

葬式費用の内訳

葬式費用の内訳

葬儀費用には、お葬式に関する費用だけでなく、飲食接待費やお寺に費やす金額も含まれています。

葬儀費用と聞くと多くの人が式場手配やセット料金にかかるお金だけを連想しますが、実際はお葬式に携わる細々とした出費全てを葬儀費用と呼ぶのです。

葬儀一式

葬儀費用の内訳としてとりわけまとまったお金が必要なのが、お葬式一式にかかる費用。

葬儀一式の全国平均額は、約86万円です。具体的には以下の3つの項目が葬儀一式費用に含まれています。

  • 遺体の搬送・通夜
  • 葬儀火葬などに必要な物品
  • 人件費

葬儀費用の主たる割合を占めているのが「葬儀プラン」と呼ばれる費用そのもの。ご遺体の搬送は故人が亡くなって素早く手配しなくてはいけないので、死亡直後から大きなお金が動くことになります。

ご遺体搬送後も葬儀や火葬などお葬式の準備を矢継ぎ早に開始するため、あっという間に80万円以上のお金がお葬式に費やされるのです。

飲食・接待

お通夜から葬儀に参列者に対して提供される飲食物にかかるお金・飲食接待費は、全国平均約16万円です。自身で飲食店を手配する方法と葬儀社が手配してくれる方法があり、以下の2回に分けて参列者がお葬式で食事をします。

  • お通夜の後の通夜振る舞い
  • 火葬後の精進落とし

1人あたり4,000円程度のお金がかかっており、お葬式で提供される料理はある程度質が高いものと考えて良いでしょう。

宗教者・寺院関係

僧侶へのお布施代や宗派ごとの戒名授与などでかかる宗教者や寺院関係の費用は、全国平均約26万円です。宗教や寺院に関係するお金は、以下のような項目から成り立っています。

  • 読経料
  • 戒名料

お布施は地域やお寺によって異なる上に、宗教ごとに戒名料なども振れ幅があるので平均費用はあくまでも目安。どうしても宗教や寺院に関するお金を削ぎたいなら、戒名を低いランクにするなどできる限りの手を尽くしましょう。

葬式費用のオプション・追加料金例

葬式費用のオプション・追加料金例

基本パックにプランを追加すると、当然ながら追加料金が発生。

専門的な用具を使用したりスタッフがたくさん派遣される追加プランを選択すると、葬儀費用は大幅に上昇します。その分式は豪華になるので、故人を晴れ晴れした気持ちを見送ることが可能です。

お葬式のグレードアップとお金の心配を天秤にかけて悩んでいる人に向けて、追加プランにはどんな種類があるかチェックしましょう。

ゆかん(湯灌)

ご遺体を出棺前に洗って清める湯灌(ゆかん)は一般的なプランに含まれていないケースが多く、追加プランとして扱われます。

湯灌には最低10万円近くの費用がかかり、形式によっては更なる費用増額が懸念されるのです。プラン料金に10万円前後の追加料金が発生しても問題ない人のみ、湯灌を選択しましょう。

ゆかん(湯灌)の意味とは?立ち会いの服装や流れ・デメリット
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メイク

ご遺体の顔色を良く見せたいときに施される死に化粧などのメイクは自力で行うことも可能ですが、会社に追加オプションとして依頼することもできます。

死に化粧は病院提携の会社に依頼するパターンと、自身で葬儀社を手配して依頼するパターンがあります。各パターンの平均費用を表にしました。

形式 平均費用
病院提携の葬儀社に依頼 3,000円〜1万5,000円
自身で手配した葬儀社に依頼 3万〜10万円

追加料金の金額は、幅広いです。死に化粧は必須ではないので、お金に余裕がある際に故人への思いやりとして追加するプランと考えて良いでしょう。遺影のように元気なお顔にしたいならば、葬儀社にお願いして故人に似合った素敵なメイクを施してもらってください。

化粧が好きでない人にどうしても死に化粧をしたいなら、薄くファンデーションや口紅を塗るなどシンプルなメイクにすればコストも抑えられます。

高級・上位な葬祭用品

祭壇や位牌を豪華にすると、高額な追加料金が加算されます。高級プランの料金は会社によって異なるので一概に断言できませんが、トータルで全国の平均葬儀費用130万円前後を上回る金額となるケースが多いでしょう。

故人を豪華に見送りたいと納得の上で高級プランを選択するなら構わないのですが、葬儀社の口車に乗せられて高級な葬祭用品を手配すると支払いの際にトラブルになります。葬儀社には、葬儀費用の内訳や現在のグレードがどれくらいのものなのか逐一確認してください。

ご遺体の搬送距離の追加

葬儀では霊柩車によるご遺体の搬送が必須ですが、搬送距離が想定を上回ると10kmごとに2,000円~5,000円が追加されるケースが多いです。10kmまでの搬送距離であれば1万円前後で済みますが、距離が遠ければ最終的には15,000円以上かかるケースも。

依頼する葬儀社はなるべく病院や自宅から近いところを、選びましょう。

参列者人数の追加

参列者や弔問局が増えれば、その分葬儀費用は増額します。飲食代は1人あたり4,000円前後なので、参列者が増えれば最低でも4,000円以上の追加料金が見込まれるでしょう。

飲食接待費のほかにも、香典返しや返礼品の費用も参列者が増えれば次々追加されます。もし参列者追加に伴う費用増加が心配なら、気軽に葬儀社スタッフに相談しましょう。

葬儀社のスタッフには、一般人では到底足元に及ばない知識や経験があります。丁寧で臨機応変に対応してくれるはずなので、質問や困りごとはスタッフに任せてください。

お葬式でもらえる香典の平均額

もらえる香典の平均

香典で葬儀費用全額を賄うことは難しいですが、香典を利用すれば喪主の経済的負担を抑えることはできます。

香典は参列者と故人との関係で大きく変動します。故人と親しければ20,000円程度の香典を包むケースが多いですが、友人知人レベルであれば5,000円程度の少額を包むことも。

平均金額

香典の平均金額は、約60万円~80万円です。何故金額に差があるのか、香典の平均金額に波が発生する背景をリスト化しました。

  • 参列者の人数
  • 地域の風習や習慣
  • 参列者と故人の関係

上記に挙げた理由で、香典の金額は少額にも高額にもなり得ます。100万円には手が届かないですが、香典も立派な収入。葬儀費用の3分の1程度であれば、香典で負担することも可能でしょう。

家族葬を例にシミュレーション

親族10人友人5人の葬儀を行うと仮定し、香典で葬儀費用を賄えるかシミュレーションしましょう。親族や友人を呼ぶ葬儀なので一般葬とみなし、葬儀費用は100万円とします。

具体的に参列者が支払う香典と、香典のトータルを表にまとめました。

参列者 1人あたりの香典 参列者種類別の合計金額
親族10人 2万円 20万円
友人5人 5,000円 25,000円

親族と友人の香典合計を合わせると225,000円になります。葬儀費用全額を賄うのは厳しいでしょう。香典はあくまでも参列者による心遣いであり、葬儀費用のあてにすることはおすすめできません。

香典は葬儀費用の一部を補填する補助的な役割であり、あくまでも参列者から故人への感謝の気持ちを表明したお金だと思いましょう。

葬式費用の支払い方法

葬式費用の支払い方法

葬儀費用は平均100万円~200万円程度となり、一括で支払う方法が最善です。どうしても一括で葬儀費用を支払えない状況であれば、クレジットカードや葬儀ローンなど選択肢は複数。

精算時に支払い方法に戸惑わないように、自分に適した葬儀費用支払い方法を把握しておく必要があります。

現金

葬儀費用は、現金一括で支払う方法が一般的です。現金支払いでは、以下の制度に対応しています。

  • 葬儀社に手渡しで直接支払う
  • 銀行振込みで支払う

事前にお葬式を見越して資金調達が完了している人は、葬儀社の案内に従って指定された方法で現金支払いを完了させましょう。大きなお金を用意しなくてはいけないので、盗難などに注意してください。

もし遺族がスピーディーに現金を調達できなくても、故人の保険金などで葬儀準備までに現金を手に入れられる可能性があります。金利や利息を省くためにも、なるべく現金払いを選択しましょう。

クレジットカード

近年では、クレジットカード対応の葬儀社も増えています。故人の介護で現金を使い果たしてしまったけれど貯蓄なら残っているという人は、クレジットカードで葬儀費用を払いましょう。

クレジットカードで葬儀費用を支払う際には、ショッピングと同じような次の支払い方法を選択可能。

  • 一括払い
  • リボ払い
  • 分割払い

分割払いやリボ払いは、利息が発生します。支払い総額を最低限に留めたいなら、なるべく一括払いを選択しましょう。カード会社により支払い方法や金利手数料が異なるので、もしクレジットカード支払いに関して不安がある方は葬儀社ではなくカード会社に連絡して問い合わせてください。

葬儀ローン

クレジットカードも持っておらず現金を準備できない方は、葬儀ローンを利用しましょう。葬儀ローンは葬儀会社と信販会社が提携して貸付するローンです。信販会社だけでなく金融機関による葬儀ローン融資もあるので、返済できると自信を持って断言できる貸付先を利用してください。

葬儀ローンの分割回数は、1~36回が一般的。利息が発生し審査も必須なので注意しなくてはいけないことが多いですが、手続きに時間がかからない何よりのメリットです。審査条件さえ満たせば、審査終了後すぐにお金を手にできます。

即日融資可能な葬儀ローンならご遺体の安置日数も長引かないので、支払い金額が最低限で済むでしょう。

依頼する葬儀社が決定しているなら、葬儀ローンをラインナップしているか調査してください。

コンビニ支払い

コンビニエンスストアでの支払いに対応している葬儀社も増えつつあります。まだまだマイナーな支払い方法ですが、大規模な葬儀会社では多くが受付している手段です。

コンビニで葬儀費用を支払うなら、期日内に支払いを済ませいましょう。支払い期日は7~10日程度が一般的なので、時間に余裕をもって現金を調達できます。コンビニは24時間365日いつでも支払い可能。自分のタイミングで葬儀費用を支払いたい人は、葬儀会社にコンビニ支払い対応か確認してください。

葬式費用のトラブルを防ぐポイント

葬式費用のトラブルを防ぐポイント

お葬式を冷静な気持ちで迎えられず、葬儀費用に関するトラブルに見舞われる事例は少なくありません。

葬儀費用で揉めないためには、事前の取り決めや担当者と懇意に話す時間が必要不可欠です。

予算をあらかじめ設定しておく

家族や友人の死が近いと悟ったら、お葬式の予算をある程度事前に設定しておきましょう。

故人の逝去後にいきなり葬儀社と打ち合わせすると、精神的な疲れや焦りの気持ちから無理やり高額なプランを押し付けられて支払いに困るケースも少なくありません。生前に予算を設定して葬儀社に言伝すれば、葬儀社もあなたの希望に寄り添ったプランを提供してくれるでしょう。

終活としてお葬式の理想像を頭に思い浮かべるのは、とても大事なことです。お葬式は家族だけのものではないので、事前の予算設定は本人にも協力してもらいましょう。

担当者との打ち合わせでは質問や確認を積極的に行う

葬儀費用を円滑に支払うには、担当スタッフと打ち合わせを積極に行って、確認や質問を怠らないでください。葬儀社スタッフとのコミュニケーション不足は、支払いトラブルの大きな原因です。

費用に関するコミュニケーションは葬儀社任せにせず、家族や親族が一丸となって濃密な打ち合わせをしましょう。

格安プランではサービスを最低限に抑えられるため、実際にお葬式を行うと「思っていたのと違う」と感じる遺族も多数。葬儀社スタッフは利用者からお金を巻き上げようとしているわけではないので、もし「もう少しだけ豪華な式にしたい」と思ったら遠慮せずスタッフに相談しましょう。

相談方法は電話でも直接葬儀社に出向いても、どちらでも構いません。葬儀社は丁寧に説明してくれるスタッフが多いので安心してください。

希望予算と理想のお葬式像を伝えて打ち合わせを何度も行い、納得のいく見積もり書を提示してもらいましょう。費用に関して妥協したり葬儀社の意のままになる必要はありません。遺族には、どんなお葬式をどれくらいの金額で執り行いたいか主張する権利があります。

提示された見積もり書を見て気になる点があれば、遠慮なくスタッフに問いただしてください。

葬式費用の平均は幅があるものの100万円以上はかかる

葬式費用の平均は幅があるものの100万円以上

お葬式の平均費用は、多くが100万円以上となっています。費用相場を知らずに葬儀社を手配すると、支払いの際に大きな精神的ダメージを受けるでしょう。

お葬式費用の調達方法は複数あるので、焦らず負担の少ない方法を選んでください。葬儀プランや追加料金によって葬儀費用に変更があったときには、しつこいくらいに葬儀社に確認しましょう。葬儀社と密な関係を築けなければ、良いお葬式は挙げられません。

故人への思いが強ければ強いほど、目前に迫ったお葬式に困惑します。だからこそ冷静にお葬式と向き合うべく、葬儀費用の相場を知っておくことはとても大事なのです。