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終活アプリおすすめランキングTOP7|タイプ別に機能を解説

終活アプリおすすめランキング 終活

「デジタル終活」という言葉が普及始めた昨今、老若男女問わず終活アプリを探し求める人が急増中。終活アプリを探す人の中には、どのサイトからどんなアプリをダウンロードすれば良いか分からいない人もたくさんいますよね。

本記事では悔いのない最期を迎えるために、オススメの終活アプリ7選をリストアップしました。あなたの好みに合わせて、今回紹介する終活アプリ一覧から使いやすいものを利用してください。

終活や人生設計を楽しく便利に進行させるべく、終活アプリの内部を掘り下げていきましょう。

今話題の人気の葬儀社

終活アプリおすすめランキング

終活アプリを今すぐダウンロードしたい人のために、オススメのアプリを7つ挙げてランキングを作成しました。

  • 種類が多すぎてどのアプリが良いか分からない
  • iPhonneやAndroidどちらに対応しているか知りたい

上で紹介したような問題でどのアプリをダウンロードするか決めかねている人は、ランキングを参考に自分が求めている機能を有したアプリで終活を始めましょう。

順位 アプリ名 タイプ 対応OS 料金
1位 らくつぐ 遺言作成 iOS
Android
無料
2位 そなサポ 資産管理 iOS
Android
無料
3位 Husime.com 多機能 iOS
Android
無料
4位 楽クラライフノート 多機能 iOS
Android
月額330円
5位 家計簿マネーフォワードME 資産管理 iOS
Android
無料
6位 Will-遺書- 遺言作成 iOS 無料
7位 ITAKOTO 遺言作成 iOS 無料

第1位 遺言書自動作成アプリ:らくつぐ

項目 内容
アプリ名 らくつぐ
タイプ 遺言作成
対応OS iOS・Android
料金 無料
おすすめ度 5.0

簡単な質問に答えるだけでオリジナルの遺言書を作成できるらくつぐは、遺言書作成タイプのアプリとして画期的。

らくつぐは文章や押印の位置も仕上がった状態で文章が提示されます。画面に表示された文面を書き写せば、遺言書が完成。

全文自筆で書かなくてはいけないのでエネルギーが必要ですが、時間をかけずに自力で遺言書を準備したいなららくつぐを利用しない手はないでしょう。

‎遺言書自動作成アプリ-らくつぐー
‎チャットボットの質問に答えるだけで、遺言書を自動で作成できる遺言書自動作成アプリです。 法律の知識がなくても、誰でも・簡単に、無料で遺言書を作成できます。 ■こんな方にオススメです ・まずは気軽に遺言書を作ってみたい ・遺言書を作る必要性...
遺言書自動作成アプリーらくつぐー - Apps on Google Play
法的に有効な遺言書をアプリで手軽に作成!司法書士事務所監修のもと、相続人や文言の使い分けも自動判定。お役立ちコラムや遺言書必要度診断も無料でご利用いただけます。

第2位 そなサポ

項目 内容
アプリ名 そなサポ
タイプ 資産管理
対応OS iOS・Android
料金 無料
おすすめ度 5.0

資産管理だけでなく見守りサービスも行いたい人には、そなサポをオススメします。見守りサービスは万が一のときに連絡したい継承者と健康確認日時を設定するだけで、健康管理が実施されなかったとき継承者に連絡が行き届く仕組み。

病気を患っている人がそなサポを使えば、どこにいても家族全員安心して終活に向き合えます。

‎そなサポ
‎■無料で使える終活アプリの決定版! ●そなサポとは あなたに"もしも"のことが起きた時、大切な人に資産や想いをスムーズに伝えることはできますか? そなサポは、あなたの想いまで相続できる終活アプリです。 ご自身の資産情報をアプリに登録し、資...
そなサポ - Apps on Google Play
A free life app that lets you retain your thoughts and asset information to important people instead of wills

第3位 Husime.com

項目 内容
アプリ名 Husime.com
タイプ 多機能
対応OS iOS・Android
料金 無料
おすすめ度 5.0

遺言作成や資産管理だけでなく自分史も残したい人は。Husime.comで終活を行いましょう。Husime.comは、多機能アプリの中でも終活全般のカテゴリを網羅したマルチなアプリとして知られています。アプリを使って生前の遺品整理や管理も可能なので、あなたの死後に家族が遺品整理で悩む必要がありません。

Husime.comで自分史を作成すると、もしスマホが壊れたときでもHusime.com公式ホームページで確認可能。Husime.com公式サイトはアプリの販売だけでなく、利用者の自分史を掲載していてまるで終活サイトのような存在です。遺言に関するQ&Aや豆知識も掲載されており、終活のファーストステップに不安を抱えている人にも優しいサイトとなっています。

操作もほかのアプリより簡単で、年代を問わず多くの人が終活でHusime.comを利用可能。まだ認知度が低いですが、終活の広範囲をカバーしてくれる有意義なアプリです。

‎Husime.com
‎ ▶遺言書作成 音声認識で質問に答えることで簡単に遺言書を作成 ▶デジタル遺言公証 各地方ごとの公証役場、法務局、弁護士事務所、司法書士、行政書士の情報提供 (作成された遺言状の法的効力に関する問い合わせができます。) ▶ライフストーリー...
Husime.com - Apps on Google Play
Anyone can create a will by answering a simple question. It is an intelligent will management service that sends a will ...

第4位 家計簿マネーフォワードME

項目 内容
アプリ名 家計簿マネーフォワードME
タイプ 資産管理
対応OS iOS・Android
料金 無料
おすすめ度 5.0

家計簿マネーフォワードMEは資産管理をとにかく細分化して徹底してくれるため、相続の際に情報の抜けや漏れが起こらないことが愛される理由です。アプリ1つで複数枚のカードを管理できるので、カードをたくさん持っている人にも最適。

ほかにも、以下のようなメリットが組み込まれています。

  • グラフやカレンダーで支出を管理できる
  • セキュリティが充実している
  • レシートを撮影するだけで家計簿をつけられる

操作が分かりやすいので、機械に強くない高齢の方や忙しい社会人の方など幅広い層に推奨できるアプリです。

‎家計簿マネーフォワード ME - 人気の家計簿(かけいぼ)
‎【概要】 ◆ 無料で使える家計簿アプリ『マネーフォワード ME』 ・レシート撮影で、簡単に家計簿の入力が完了 ・手間なく簡単に「お金の見える化」ができる自動の家計簿アプリ ・収支の把握がグラフでみれる ・使い初めてから月平均【24,599...
家計簿 マネーフォワード ME - Google Play のアプリ
無料で人気の家計簿アプリ!収支を自動でグラフ化できるから手間がかからず、毎日続けられる!レシート読み取りも撮影するだけで家計簿がつけられる

第5位 Will-遺書-

項目 内容
アプリ名 Will-遺書-
タイプ 遺言作成
対応OS iOS
料金 無料
おすすめ度 5.0

パスワードでロックをかけられるWill-遺書-を使えば、情報漏洩を気にせず終活ができます。

Will-遺書-には広告が出ますが、課金せず無料で利用できるので、遺言作成にかかる費用は0円。Will-遺書-は遺言書を手軽に作成できるアプリでとても使いやすいですが、iPhoneにしか対応していないので注意してください。

パスコードを設定したら、遺された家族がアプリを開けるようにパスコードを伝達しておきましょう。

‎Will-遺書-
‎このアプリでは「遺書」をテーマに、大事な人へのメッセージを気軽に書いてみるアプリです。 「遺書」とは、亡くなった人が死後のことを考えて、書き残した文書や手紙のことです。 似た言葉で「遺言書」がありますが法的に効力をもつ遺言書とは違い、遺書...

第6位 ITAKOTO

項目 内容
ITAKOTO ITAKOTO
タイプ 遺言作成
対応OS iOS
料金 無料
おすすめ度 5.0

ITAKOYOを使えば、遺言書の作成だけでなく遺書動画を家族に送信できます。風変わりなアプリですが、メッセージやメールで遺言書が送られるより本人の強い意思を感じられるでしょう。

無料で送信でいる遺書動画は1通のみなので、気を付けてください。遺書動画を送信するステップはとても簡単。下記に動画送信の手順を記載しました。

  1. 電話番号でログイン
  2. 情報を登録
  3. 遺書動画や音声を撮影
  4. 家族に動画リンクで送付

デザインがおしゃれで人気タレントを起用しているため、どんな年齢の人でも加工アプリような感覚で気軽に遺言を作成できます。

‎ITAKOTO
‎ITAKOTO 遺書動画サービス ■ITAKOTOアプリで遺書動画をとって大切な人に贈ろう。 ■アプリでは、遺書動画が簡単に撮れ、アップロード、保存できます。遺書動画に付く遺書URLを大切な人に送ることで遺書を共有することができます。 ■...

第7位 楽クラライフノート

終活に関する情報をクラウドでシェアできる楽クラライフノートなら、自分のことやお金のことだけでなく、後世を生きる家族の生活も管理してくれます。楽クラライフノートは月額330円の使用料金がかかりますが、初回利用に限り2ヶ月間無料トライアル期間が適用。

口座を登録すると資産情報がグラフで確認できるので、細かい文字を読むのが得意な高齢者も一目で資産の現状が分かります。端末の連絡先から家族や友人知人の連絡先を入力することも可能で、万が一のときも簡単に周囲の人に自分の容態を報せることができるのです。

利用者本人の健康を管理する項目では、次のようなカテゴリーを登録できます。

  • 健康
  • 介護
  • 相続
  • 葬儀・お墓
  • 契約サービス

治療中の病院の情報や服薬している薬の写真をアップロードできるため、医療機関を利用している人が終活をする際には強い味方になるでしょう。

無料アプリが多い中で楽クラライフノートは月額料金が発生するのがですが、その分手厚いサービスを受けることができます。アカウント作成のタイミングでNTTファイナンス株式会社が提供する利用規約への同意が必須なので、安心感がほかのアプリと段違いです。

‎App Storeに接続しています
‎Apple Musicに接続しています
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終活アプリのタイプ

終活アプリには、いくつかの種類があります。スマートフォンやパソコンで終活を行うデジタル終活を検討している人は、終活アプリのタイプを把握しておきましょう。

以下が終活アプリの種類です。

  • 資産管理タイプ
  • 遺言作成タイプ
  • 多機能タイプ

一口に終活アプリといっても、目的別でタイプが異なっているのです。

資産管理タイプ

資産を登録して管理する終活アプリは、そのシステムを体現して資産管理タイプと呼ばれます。

終活をしている人の多くが、次に挙げるような資産を所有していることでしょう。

  • 預貯金
  • 証券
  • 不動産
  • 年金
  • 保険

資産を相続するときに大きな課題となるのが、故人の資産リストアップ。もしあなたが突然死でこの世を去ったら、家族は資産の状況を知らずに相続で苦労するでしょう。

資産管理タイプの終活アプリを使えば、口座情報や証券の保管場所が一目瞭然。家族や遺族が戸惑うことなくスムーズに相続に取り組めるでしょう。認知症になる前に、高齢のご家族と資産管理タイプのアプリを使って資産の状況をシェアするのもおすすめです。

資産管理タイプの終活アプリでは、相続人や相続の方法など相続に関する取り決めを記録することも可能。遺族が快適に死後の生活を送れるよう、資産をたくさん保有している人は資産管理タイプの終活アプリを利用しましょう。

遺言作成タイプ

自身の遺言を入力できる遺言作成タイプのアプリは、終活の費用を大幅に抑えることが可能です。遺言作成を専門家に依頼すると10万円以上と莫大な費用がかかります。終活アプリに遺言を入力すれば、遺言を無料で作成することができるのです。

遺言作成タイプのアプリは、用意された質問に回答するだけで正式な遺言を作成。通常遺言はただ文章を書いただけでは法的拘束力をもたず、特定の条件を満たす必要があります。

遺言を作成する際に記載すべき必須条件は、下記のとおり。

  • 遺言者が自ら書いた遺言書の全文
  • 書いた日付
  • 氏名
  • 自筆・押印

上記の項目を書かなければ、ただのメッセージとみなされて遺言としての役目を果たせません。遺言作成タイプのアプリは質問を基に文面を作成し、本人がそれを紙に書くだけで正式な遺言書を生み出せます。

なるべくお金をかけずに終活をしたい人は、遺言作成アプリでリーズナブルな終活に臨みましょう。

多機能タイプ

1つのアプリだけで終活を済ませたい人は、多機能タイプの終活アプリをダウンロードしてください。多機能タイプの終活アプリは複合的な終活手続きを同時進行できるので、どのアプリに何を入力したか混乱する可能性が低いです。

  • エンディングノートと資産管理
  • エンディングノートと自分史

多機能タイプの終活アプリなら、上記に挙げた終活にまつわる全ての必要事項を1つのアプリに登録できます。複数のアプリを立ち上げたり閉じたりする手間や入力に割く時間を省けるので、終活をとにかく簡単に済ませたい人には最適のタイプといえるでしょう。

多機能タイプの終活アプリには、画像や動画で自分史を作成できるタイプも。

自分史を作成して人生を振り返ることもできるので、若い人向けのタイプでもあります。

終活アプリの選び方

終活アプリを選びときには、目的と費用に着目しましょう。終活アプリは無料のものだけではありません。中には月額料金や別途課金システムがあます。目的をよく確かめないで知名度や話題性だけを重視してアプリをダウンロードしたら、無料アプリだったとしても時間の無駄になってしまうでしょう。

終活で挫折や後悔を味わわないためにも、終活アプリ選びはコツを押さえてストレスなく行ってください。

目的で選ぶ

終活アプリをダウンロードする際には、自分が資産管理を希望するのか、遺言作成を希望するのか、アプリを使用する目的をはっきりさせてください。

種類 内容
資産管理タイプ 貯金や保険などを管理できる
遺言作成タイプ 遺言を作成できる
多機能タイプ 遺言作成や資産管理など全てのカテゴリを補える

終活アプリは大まかに、上記のタイプに分けられます。遺言作成も資産管理も同時進行で行いたいなら、多機能タイプの終活アプリを使用しましょう。

費用で選ぶ

評価が高いアプリの中には、有料アプリもあります。月額料金の支払いに納得しても「実際にアプリを使用したらイメージと違った」というケースも少なくありません。

アプリダウンロード時には、自分で費用を管理できるものを選びましょう。

サブスクリプション形式のアプリを利用すると、遺族が解約の手続きをしなくてはいけないの二度手間になってしまいます。購入前には、アプリにかかるお金や支払い形式をきちんと確認してください。

終活アプリを使うメリット

終活アプリはデジタル機器に不慣れな人でも簡単に扱える上に、メリットがいくつもあります。

アナログ終活にするかアプリを使った終活にするか悩んでいる人は、これからお話する終活アプリのメリットを踏まえてどんなスタイルで終活をするか検討しましょう。

編集がしやすい

終活アプリは操作が簡単で、シンプルに内容の編集や削除が可能。

紙媒体で資産管理や自分史を作成すると、修正したいときにわざわざ書き直す必要があります。終活ノートが破損したら、せっかく充実した内容でも台無しに。

アプリで終活をすればボタンタップだけで修正できるので、煩わしさがありません。データを追加したいときも、時間と手間を大幅に省けます。

データを連携できるものがある

マネーフォワードなど一部の終活アプリでは、外部データとアプリを連携することができます。

口座残高やポイントを確認するためにほかのアプリを開いて入力する手間が省けるため、資産管理で混乱するリスクを防げます。期間限定ポイントやTポイントを管理できるアプリもあり、普段から特定のポイントを使用している人にはアプリでの就活が向いているでしょう。

劣化しない

デジタル終活最大のメリットは、経年劣化の心配がないところ。紙媒体での終活はインクの薄まりや紙の劣化など、終活を妨げる要因が複数あります。

スマホを紛失してもサーバー上にデータが保存されていれば、いつでも確認可能。「ノートで終活をしたら情報が劣化して遺族が読めないのでは」と心配な方は、アプリの特性を活用してデジタル終活に励みましょう。

終活アプリを使う注意点

終活アプリに潜むリスクやデメリットを把握しておかないと、せっかくアプリをダウンロードしても無駄足になってしまいます。

終活アプリのマイナス面を知っておくことで、不測の事態でも上手く立ち回れるでしょう。

突然サービスが終了する恐れがある

終活アプリは続々ラインナップされていますが、その存在は未来永劫のものではありません。人気がないアプリだと、突然サービス終了する可能性も十分あります。

いざ本人が亡くなって遺族がデータを見ようとしても、サービスが終了していたら終活の意味を為さないのです。どうしても引き継ぎたい情報があるなら、アプリと並行して手書きで記録しておく方法がベスト。いざというときのために、対策をいくつか身構えておきましょう。

スマホの故障でデータが消える可能性がある

せっかく生前整理アプリでデータを作成しても、スマホの水没やPCの故障でデータが紛失する可能性も。

デジタル機器にとって、故障や破損は命取り。遺族もデータが失われないように、機器を慎重に取り扱わなくてはいけません。

データ管理に対する遺された人や自分のストレスを軽減するためにも、バックアップをこまめにとっておきましょう。

法的拘束力がない

終活アプリに残す情報はあくまでも希望であり、法的効力は発生しません。

項目 内容
法的拘束力があるもの
  • 相続人の廃除、廃除の取消し
  • 相続分の指定
  • 生命保険受取人の指定、変更
  • 遺言執行者の指定または指定の委託
法的拘束力がないもの
  • 葬儀の内容
  • ペットの里親
  • お墓の希望

上に挙げた表を見て分かるように、相続や金銭の授受に関する情報以外は終活において法的拘束力を持たないのです。終活アプリに記載した内容どおりの手続きが行われないことは、重々承知してください。

終活アプリは手軽に始めやすいのでおすすめ

終活と聞くと重々しい想像をしがちですが、アプリを使えばだれでも手軽に終活を始められます。

動画や写真で自分史を残せば、生前のあなたの記憶を家族や親族といつでも共有できるでしょう。終活アプリに入力する事項は法的拘束力を持たない項目が多いですが、希望を一通り残しておけば遺族も故人の気持ちを尊重する意思が強まります。

終活や死後の手続きは、年配の人だけでなく若い世代にもぜひ考えてほしい問題。アプリを使ってゲーム感覚で終活をすることで、自分の人生設計や経済状況を前向きに把握することができます。

死後のことを考えるのは勇気がいることですが、これからも周りの人と支え合って気持ちよく生きていくためにアプリを使って終活を始めましょう。